部下に暴言 幹部自衛官を減給
11月30日 13時29分
柏市にある海上自衛隊の第3術科学校に勤務する50代の幹部自衛官が、部下や学生に暴言を吐いたなどとして、減給の懲戒処分を受けました。
処分を受けたのは、第3術科学校に勤務する50代の男性の1等海佐です。
海上自衛隊によりますと、1等海佐は、ことし1月から7月までの間、学校で部下や学生に対し、「バカ」や「知能が足りない」などの暴言を吐いたほか、3月から7月までの間、女性隊員の肩をもんだり、髪を触ったりするなどの性的な嫌がらせを行うなどしたということです。
ことし7月に内部告発を受けてアンケートを行った結果、明らかになり、海上自衛隊の調査に対し、1等海佐は暴言などを認めたうえで「ハラスメント行為を深く反省します」と話しているということです。
海上自衛隊は、1等海佐を30日付けで減給30分の1、1か月の懲戒処分にしました。
第3術科学校長の伊藤秀人海将補は「幹部隊員によるこのような規律違反は、誠に遺憾です。服務指導を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20181130/1080004401.html