※調査期間:4月4日~6日
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250504/k10014796531000.html
2025年5月4日 8時10分
憲法で「表現の自由」が保障される中、選挙におけるSNSを使った情報発信について規制を強化すべきかどうかNHKの世論調査で尋ねたところ、「規制を強化すべき」が52%、「今のままでよい」が35%でした。
NHKは4月4日から3日間、全国の18歳以上を対象に、コンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかけるRDDという方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは4101人で、34%に当たる1393人から回答を得ました。
憲法で「表現の自由」が保障される中、選挙におけるSNSを使った情報発信について規制を強化すべきかどうか尋ねたところ
▽「規制を強化すべき」が52%
▽「今のままでよい」が35%
▽「わからない、無回答」が13%でした。
「規制を強化すべき」と答えた人に理由を聞いたところ
▽「ひぼう中傷や真偽不明の情報によって選挙結果に影響が出ると思うから」が41%
▽「ひぼう中傷や真偽不明の情報によって傷つく人が出ると思うから」が28%
▽「SNSによる情報発信が広告収入を得るために利用されていると思うから」が16%
▽「規制が強化されても『表現の自由』が侵害されるとは思わないから」が12%でした。
「今のままでよい」と答えた人に理由を聞いたところ
▽「何を規制するかの判断が難しく、結局不十分な規制になると思うから」が49%
▽「今のままで問題はないと思うから」が21%
▽「規制の強化によって投票に必要な政策などの情報が入ってこなくなると思うから」が14%
▽「規制の強化によって『表現の自由』が侵害されると思うから」が13%でした。