https://jp.sputniknews.com/japan/201908156584494/
日本政府がロシア軍実験場爆発「情報収集中」と菅氏
日本
2019年08月15日 12:40
菅義偉官房長官は15日午前の記者会見で、ロシアの実験場で液体燃料ジェットエンジンの実験中に爆発が8日に発生したことについて、「ロスアトムによる発表も踏まえつつ、詳細な情報を収集中であります」と語った。
菅氏は「政府としては関心を持ってしっかり注視をしております」と述べた。
8日、アルハンゲリスク州にあるロシア国防省実験場で液体燃料ジェットエンジンの実験中に爆発事故が起こった。5名が死亡し、さらに3名が重・軽度のケガと火傷を負った。
国営ロスアトム社は、原子力産業360社以上を統合する国営ホールディングカンパニー。その傘下には、ロシア国内すべての民間原子力関連会社、核兵器産業企業、同分野研究機関、原子力砕氷隊が含まれる。
ロスアトム社は、世界の原子力産業をリードし、ウラン埋蔵量世界2位、同採掘量5位、原子力エネルギー生産世界4位。また世界のウラン濃縮サービス市場の40%、同じく核燃料市場の17%を占めている。