『春待つ僕ら』土屋太鳳主演で実写映画化 北村匠海、小関裕太ら共演
女優の土屋太鳳(23)が、あなしん氏の少女漫画を実写化する映画『春待つ僕ら』(今冬公開)に主演することが7日、わかった。“脱ぼっち”を目指して高校に入学したものの、なかなかクラスになじめない主人公・春野美月を土屋が演じ、美月を振り回しながら共に成長していくバスケ部の“イケメン四天王”役でDISH//の北村匠海(20)、磯村勇斗(25)、杉野遥亮(22)、稲葉友(25)、美月の幼なじみ役で小関裕太(22)が共演。今年さらなる活躍が期待される若手俳優たちが土屋を囲む。
原作は、2014年より『月刊デザート』(講談社)にて連載中の同名漫画(累計280 万部突破/最新9巻まで)。監督は『ROOKIES〜卒業〜』(09年)などの平川雄一朗氏が務め、「今を一生懸命生きている土屋太鳳さん、北村匠海くんをはじめ、未来の映画界を担うキャストの皆さんたちと、年始からバスケットの練習で顔を合わせ、若い力を感じてます。苦悩や葛藤を描きながらも、感動と勇気を届けられる作品になるようスタッフ、キャスト邁進してますので、ご期待ください」とコメント。原作者のあなしん氏は「原作はまだ完結していないので、映画ならではの結末がどのような形になるのか、私も楽しみにしております」と期待を込めた。
美月を演じる土屋は「瑞々しい原作の中で美月は愛らしく儚げで、私の担当に戸惑う方々も多いと思います。心苦しいながらも今の自分を全部注ぎ、力を尽くします」と意気込み。
映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した北村は、いつも美月を気にかけてくれる、無口で天然な浅倉永久役。「“バスケットボール”が1つのキーになると思うので、腕を磨く為に現在もみなさんと一緒に特訓を重ねています」と役作りについて語った。
そのほか、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で注目され、年内に映画の公開が3作控えている磯村が若宮恭介役、『FINEBOYS』の専属モデルも務める杉野が多田竜二役、ドラマ・映画『HiGH&LOW』シリーズの出演や、『N.Y.マックスマン』で映画初主演を務めた稲葉が宮本瑠衣役で出演。映画『曇天に笑う』などに出演している小関は、アメリカ帰りの有名高校バスケ選手で、幼なじみの美月に猛アプローチする神山亜哉を演じる。
(>>2以降につづく)
映画『春待つ僕ら』に出演する(上段左から)小関裕太、土屋太鳳、北村匠海(下段左から)稲葉友、磯村勇斗、杉野遥亮

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