![“記録的な不作” 今シーズンの「のり」の生産量が半減に 「恵方巻き」への影響も心配に [きつねうどん★]->画像>2枚](https://newsdig.ismcdn.jp/mwimgs/5/4/860w/img_544b6ce304c5b30feb6662002aecc614256805.jpg)
“記録的な不作”です。今シーズンの「のり」の生産量が半減し「恵方巻き」への影響も心配されます。
"記録的な不作" 佐賀の入札会は出品数が4分の1に
日本一の「のり」の生産地で知られる佐賀県。1月20日に有明海漁協で開かれた、今年初めての「冷凍網のり」入札会では、出品数が豊作だった去年の同じ時期と比べるとおよそ4分の1、例年と比べても半分以下でした。
佐賀県有明海漁協 深川辰巳参事
「のりにとってはものすごく悪い条件がそろったスタートとなりました」
海水温の上昇が原因か のり漁の現場で起きている異変
記録的な「のり」の不作。実は全国的にも生産量が過去最少となるおそれがあります。一体何が起きているのか、番組では「のり」の生産地のひとつ、千葉県・富津市を取材しました。
のり漁師・三辻正幸さん
「このままだったら千葉県から海苔が無くなっちゃう。毎日不安ですね。朝行ってのりを見るまでは」
こう不安を口にするのり漁師の三辻さんに、漁に同行させてもらいました。海の中に仕掛けた網の中で養殖している「のり」の様子を見せてもらうと…
のり漁師・三辻正幸さん
「通常よりも海苔の色が赤くなっています」
確かによく見ると「のり」が赤くなっていることが分かります。実はこれが「のり」の不作の原因がもたらした影響の一つだといいます。海水温の上昇によって必要な栄養が不足したとみられ、のり本来の「黒み」に影響を与えたというのです。
のり漁師・三辻正幸さん
「赤くなればなるほど、うま味が抜けてしまう」
色落ちした海苔はうま味が抜け、香りも弱くなるそうで、品質が落ちるといいます。
魚による食害も…収穫減でふるさと納税返礼品にも影響
海水温の上昇による影響は、これだけではないようで…
番組ディレクター
「すごい!四方八方のりだらけ!」
番組が同行した漁では、海中から巻き上げられた網にはたくさんの「のり」が付いていて、船尾では大量の「のり」が、どんどんと振り落とされる様子が見られました。一見、収穫は多い様にも見えましたが…
のり漁師・三辻正幸さん
「いやいやいや、いつもの3分の1とか。今年はひどい!」
例年だと1日におよそ3万枚の「のり」が収穫できていましたが今年は7000枚ほど。その理由とは?
のり漁師・三辻正幸さん
「魚に食われているんですよ」