宇宙ノオンセン県…大分が新戦略 宇宙人と自己申告すれば特典
2021/12/17 12:53
「おんせん県おおいた」をPRする大分県が、宇宙をテーマにした新たなシティープロモーション「宇宙ノオンセン県オオイタ」を始めた。米企業と提携して計画する大分空港の水平型ロケットの打ち上げ拠点(宇宙港)化の取り組みと連動し、その魅力を内外へアピールする。
日田市の「みくまホテル」には16日、「歓迎 宇宙人御一行様」と書かれた看板が出された。現れたのは、つり上がった目、卵形の頭をした「宇宙人U(ゆー)」。速足で歩く先はトイレの前。「宇宙人の男性」を意味するピクトグラム(絵文字)を確認し、安心した様子で中に入った――。
この日、報道関係者に公開されたプロモーションの一幕だ。Uは「湯」から名付けられた呼び名で、星巡りをする途中で大分に立ち寄ったという設定だ。PR用のポスターは、日本語と宇宙語の両方を用意した。
新たなプロモーションには16日現在で県内45の宿泊施設が参加。来年2月まで、県内の旅館やホテルで「自分は宇宙人です」と自己申告すれば特典が受けられる「宇宙割」を展開する。
宿泊する際、宇宙人であれば、お菓子や炭酸水、「宇宙ドリンク」の提供、中には宿泊割引をする施設もある。インターネットで「宇宙ノオンセン県オオイタ」と検索すると、Uの入浴シーンなどの動画を「目撃情報」として見ることもできる。
Uをハグして歓迎した同ホテルの女将(おかみ)、諌山節子さん(71)は「宇宙人を、どうやってもてなそうか一生懸命考えてます」とほほ笑んだ。
https://mainichi.jp/articles/20211217/k00/00m/040/086000c
2021/12/17 12:53
「おんせん県おおいた」をPRする大分県が、宇宙をテーマにした新たなシティープロモーション「宇宙ノオンセン県オオイタ」を始めた。米企業と提携して計画する大分空港の水平型ロケットの打ち上げ拠点(宇宙港)化の取り組みと連動し、その魅力を内外へアピールする。
日田市の「みくまホテル」には16日、「歓迎 宇宙人御一行様」と書かれた看板が出された。現れたのは、つり上がった目、卵形の頭をした「宇宙人U(ゆー)」。速足で歩く先はトイレの前。「宇宙人の男性」を意味するピクトグラム(絵文字)を確認し、安心した様子で中に入った――。
この日、報道関係者に公開されたプロモーションの一幕だ。Uは「湯」から名付けられた呼び名で、星巡りをする途中で大分に立ち寄ったという設定だ。PR用のポスターは、日本語と宇宙語の両方を用意した。
新たなプロモーションには16日現在で県内45の宿泊施設が参加。来年2月まで、県内の旅館やホテルで「自分は宇宙人です」と自己申告すれば特典が受けられる「宇宙割」を展開する。
宿泊する際、宇宙人であれば、お菓子や炭酸水、「宇宙ドリンク」の提供、中には宿泊割引をする施設もある。インターネットで「宇宙ノオンセン県オオイタ」と検索すると、Uの入浴シーンなどの動画を「目撃情報」として見ることもできる。
Uをハグして歓迎した同ホテルの女将(おかみ)、諌山節子さん(71)は「宇宙人を、どうやってもてなそうか一生懸命考えてます」とほほ笑んだ。
https://mainichi.jp/articles/20211217/k00/00m/040/086000c


