[ロンドン 13日 ロイター] - ロシア連邦安全保障会議のアレクサンドル・ベネディクトフ副書記は13日、国営タス通信とのインタビューで、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟が第3次世界大戦を引き起こすと述べた。
参戦義務が発生するので西側からNATO参加を蹴るだろう
(CNN) 欧州連合(EU)の外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は13日、ロシアがウクライナに対して核兵器を使用すれば、ロシア軍が全滅する結果になると発言した。
ボレル氏は「プーチン氏ははったりではないと言っている。確かにはったりを言う余裕はないだろう。明確にしておかなければならないのは、ウクライナを支援する人々、EUとその加盟国、米国と北大西洋条約機構(NATO)もはったりを言っていないという点だ」と述べた。
さらに「ウクライナに対するいかなる核攻撃も応酬に遭う。核での応酬ではないが、軍サイドからの強力な応酬で、ロシア軍は全滅するだろう」と述べた。
NATOのストルテンベルグ事務総長は先ごろ、NATOが核兵器を使用する状況について「可能性としては極めて低い」としつつ「我々がどう対応するか、正確な詳述はしない」と言及。「これが起きれば戦争の性質を変える。非常に重要な一線を越えることを意味する」との見解を示した。
タス通信によると、ロシア軍が合同部隊に参加する名目で同盟国ベラルーシ領内に入った。
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